医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

正念場を迎えた「SCM」構築

「顧客の見える化」で潜在需要を発掘

第32回

2013年7月1日号

 少子高齢化時代の到来で、大量生産・大量消費を前提としたチェーンストア理論を見直す動きが活発になってきた。 セブン・イレブンやローソン、ファミリーマートなど、大手コンビニチェーンはポイントカードを活用して、来店客の購買行動を分析し、クロスMD(商品政策)やレシートクーポンなどで関連商品の購買頻度を高めようとしている。 都市部で小型店の開発に力を注ぐ流通2強も、地域住民のライフスタイルに合わせた品揃えを強化。容量や品質を見直して、少子高齢化時代に相応しい売場づくりに力を入れ始めた。 地域密着型のSM(食品スーパー)になると、崩壊集落と呼ばれる山間部にまで出向いていって生活必需品を提供する。移動販売で顔見知りになった高齢者からOTC薬やDIY用品が欲しいと頼まれると、採算を度外視して販売代行まで引き受けるようになった。 長引く消費低迷の影響...  少子高齢化時代の到来で、大量生産・大量消費を前提としたチェーンストア理論を見直す動きが活発になってきた。 セブン・イレブンやローソン、ファミリーマートなど、大手コンビニチェーンはポイントカードを活用して、来店客の購買行動を分析し、クロスMD(商品政策)やレシートクーポンなどで関連商品の購買頻度を高めようとしている。 都市部で小型店の開発に力を注ぐ流通2強も、地域住民のライフスタイルに合わせた品揃えを強化。容量や品質を見直して、少子高齢化時代に相応しい売場づくりに力を入れ始めた。 地域密着型のSM(食品スーパー)になると、崩壊集落と呼ばれる山間部にまで出向いていって生活必需品を提供する。移動販売で顔見知りになった高齢者からOTC薬やDIY用品が欲しいと頼まれると、採算を度外視して販売代行まで引き受けるようになった。 長引く消費低迷の影響だけ

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