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患者会

日本心臓ペースメーカー友の会

2013年6月1日号

 変わらずに感謝を日高進副会長 身体に植込まれた心臓ペースメーカーに助けられている。このため、「日本心臓ペースメーカー友の会」の会員は、「感謝・報恩・奉仕」という発足時に掲げた理念を忘れず、活動を展開している。日?副会長もやはりその理念を体現するひとり。ペースメーカーに関する多岐にわたる話を聞いた。 ——設立背景を教えてください。 日高 まず、ペースメーカーの歴史から話そう。ドイツのマルブルグ大学におられた日本人の田原淳先生が「刺激伝導系」(拍動の刺激を伝導する心臓にある筋線維系)を、1906年に発見した。この発見が世界における心臓学の原点となった。心臓は1分間に標準では60回、1日に10万回の脈を打つ。心臓の血液循環は、刺激伝導系を通じてなされているということが発見された。だから、田原先生が「ペースメーカーの父」と呼ばれている。実際にはつくった...  変わらずに感謝を日高進副会長 身体に植込まれた心臓ペースメーカーに助けられている。このため、「日本心臓ペースメーカー友の会」の会員は、「感謝・報恩・奉仕」という発足時に掲げた理念を忘れず、活動を展開している。日?副会長もやはりその理念を体現するひとり。ペースメーカーに関する多岐にわたる話を聞いた。 ——設立背景を教えてください。 日高 まず、ペースメーカーの歴史から話そう。ドイツのマルブルグ大学におられた日本人の田原淳先生が「刺激伝導系」(拍動の刺激を伝導する心臓にある筋線維系)を、1906年に発見した。この発見が世界における心臓学の原点となった。心臓は1分間に標準では60回、1日に10万回の脈を打つ。心臓の血液循環は、刺激伝導系を通じてなされているということが発見された。だから、田原先生が「ペースメーカーの父」と呼ばれている。実際にはつくったわ

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