医薬経済オンライン

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正念場を迎えた「SCM」構築

ドラッグ成長戦略に必須の製・配・販連携

第29回

2013年5月15日号

 ドラッグストアを取り巻く環境が大きく変わり始めた。OTC薬のネット販売や処方箋調剤のポイント付与サービスの問題もさることながら、急成長を遂げたときのビジネスモデルが通用しなくなったからだ。象徴がファミリーマートの新業態開発だ。中堅ドラッグチェーンのヒグチ産業とともに「ライフソリューションストア」を開発。コンビニ商材とドラッグ商材を組み合わせた売場で、地域住民の反応を確かめ、新たなフランチャイズチェーンパッケージを用意し、5万店あまりの薬局・薬店のなかから加盟店を募る方針を打ち出している。  さらに今年に入って地域密着型の中堅ドラッグチェーンや調剤薬局チェーンと包括的な業務提携を締結。コンビニ業界でニーズが高いOTC薬を取り扱うことで、利用者の裾野を広げ、個人経営の薬局・薬店の業態転換を促す意向を明確にしている。  ファミリーマートに限っ...  ドラッグストアを取り巻く環境が大きく変わり始めた。OTC薬のネット販売や処方箋調剤のポイント付与サービスの問題もさることながら、急成長を遂げたときのビジネスモデルが通用しなくなったからだ。象徴がファミリーマートの新業態開発だ。中堅ドラッグチェーンのヒグチ産業とともに「ライフソリューションストア」を開発。コンビニ商材とドラッグ商材を組み合わせた売場で、地域住民の反応を確かめ、新たなフランチャイズチェーンパッケージを用意し、5万店あまりの薬局・薬店のなかから加盟店を募る方針を打ち出している。  さらに今年に入って地域密着型の中堅ドラッグチェーンや調剤薬局チェーンと包括的な業務提携を締結。コンビニ業界でニーズが高いOTC薬を取り扱うことで、利用者の裾野を広げ、個人経営の薬局・薬店の業態転換を促す意向を明確にしている。  ファミリーマートに限ったこ

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