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MR活動実態調査レポート

内科系診療科のMR活動分析

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析90

エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久

2013年5月15日号

 日本製薬工業協会による透明性ガイドラインが施行されて1年が経った。その間、MR活動に大きな変化があり、総じて医師との面談回数に減少傾向がみられた。接待禁止が大きな影響を及ぼしていると推測される。接待の是非はともかく、接待依頼、詳細打診、接待実施、御礼で最低4回の面談が消失した影響は大きいだろう。 接待禁止がトリガーとなり、医師とMRの人間関係が希薄化し、結果としてe—D(ディテールの略)の増加につながっている。医師に聞くとMRとの関係は非常に重要で、生身の患者と向き合ううえで、MRとの交流は製品情報の収集以上に有用であるとの意見も多い。接待だけが人間関係構築の原資ではないが、MRは人として医師に信頼されてこそ真価が発揮できるものと確信している。 さて今回は、診療科別製品別のD分析を初めて試みた。診療科別のMR活動はまさにターゲティングの縮...  日本製薬工業協会による透明性ガイドラインが施行されて1年が経った。その間、MR活動に大きな変化があり、総じて医師との面談回数に減少傾向がみられた。接待禁止が大きな影響を及ぼしていると推測される。接待の是非はともかく、接待依頼、詳細打診、接待実施、御礼で最低4回の面談が消失した影響は大きいだろう。 接待禁止がトリガーとなり、医師とMRの人間関係が希薄化し、結果としてe—D(ディテールの略)の増加につながっている。医師に聞くとMRとの関係は非常に重要で、生身の患者と向き合ううえで、MRとの交流は製品情報の収集以上に有用であるとの意見も多い。接待だけが人間関係構築の原資ではないが、MRは人として医師に信頼されてこそ真価が発揮できるものと確信している。 さて今回は、診療科別製品別のD分析を初めて試みた。診療科別のMR活動はまさにターゲティングの縮図

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