OUTLOOK・欧米のMR事情
医師と患者の会話をサポートする(下)
第285回
デルファイ・マネジメント・コンサルタント(DMC)社 植田南人
2013年5月15日号
医師の環境が変わり、毎日極端に忙しい日々を送るなか、患者の知識レベルも上がり、納得がいく診療を求める患者が、次々に質問するのに対して、的確に答える仕事も重圧である。そのようななか、売り込み中心のMRが面会を求めてもそれに応じる医師はほとんどいない。要するに今、製薬会社やMRに求められているのは、忙しい医師など医療担当者が本来の目的である患者を満足させ、充実した診療活動を実現することをサポートすることなのだ。ファーマ・エグゼクティブ誌のアル・トッピン氏の小論を引き続き検証する。 医師は、薬剤を処方して患者が指示された通り服用し、そして満足が得られることがわかれば、ますますその製品の処方を進めるものだ。そうなるように製薬会社は医師が処方した後にこそ、よりサポートする必要がある。医師は、自ら処方する薬剤に関して患者からのフォローアップの電話...
医師の環境が変わり、毎日極端に忙しい日々を送るなか、患者の知識レベルも上がり、納得がいく診療を求める患者が、次々に質問するのに対して、的確に答える仕事も重圧である。そのようななか、売り込み中心のMRが面会を求めてもそれに応じる医師はほとんどいない。要するに今、製薬会社やMRに求められているのは、忙しい医師など医療担当者が本来の目的である患者を満足させ、充実した診療活動を実現することをサポートすることなのだ。ファーマ・エグゼクティブ誌のアル・トッピン氏の小論を引き続き検証する。 医師は、薬剤を処方して患者が指示された通り服用し、そして満足が得られることがわかれば、ますますその製品の処方を進めるものだ。そうなるように製薬会社は医師が処方した後にこそ、よりサポートする必要がある。医師は、自ら処方する薬剤に関して患者からのフォローアップの電話や質
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