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患者会

公益財団法人 日本ダウン症協会

2013年5月15日号

フェアな「命の選択」を竹村和浩広報出版委員 4月から全国の大学病院など21施設で始まった新型の「出生前診断」の臨床研究。妊婦の血液から、ダウン症など胎児の染色体異常の有無を調べるものだ。欧米など海外で普及してきている流れのなかで、日本でも臨床研究がスタートした。しかし、結果によって中絶を選ぶ妊婦が増加するとの懸念は世界的に根強い。先天的な障害をもつ当事者やその家族はこの問題をどう捉えているのだろうか。日本ダウン症協会広報出版委員の竹村和浩氏に問題認識を聞いた。◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◆——出生前診断に関してどのような懸念をおもちでしょうか。竹村 4月から大学病院などで出生前診断の臨床研究が始まりましたが、これが安易なマススクリーニング(先天的な異常を見つけるための検査の総称)の普及につながることを懸念しています。検査の結果次第で、両親は産むか産まない... フェアな「命の選択」を竹村和浩広報出版委員 4月から全国の大学病院など21施設で始まった新型の「出生前診断」の臨床研究。妊婦の血液から、ダウン症など胎児の染色体異常の有無を調べるものだ。欧米など海外で普及してきている流れのなかで、日本でも臨床研究がスタートした。しかし、結果によって中絶を選ぶ妊婦が増加するとの懸念は世界的に根強い。先天的な障害をもつ当事者やその家族はこの問題をどう捉えているのだろうか。日本ダウン症協会広報出版委員の竹村和浩氏に問題認識を聞いた。◆━━━━━━━━━━━━━━━━━◆——出生前診断に関してどのような懸念をおもちでしょうか。竹村 4月から大学病院などで出生前診断の臨床研究が始まりましたが、これが安易なマススクリーニング(先天的な異常を見つけるための検査の総称)の普及につながることを懸念しています。検査の結果次第で、両親は産むか産まないか

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