医薬経済オンライン

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本格始動する米系後発品連合

ファイザー/マイランが切り崩す日本市場

2013年5月1日号

 手を組んでいるのが米系製薬企業同士だからというわけではないが、今度ばかりは正真正銘の「黒船」と呼べるかもしれない。 ファイザーとマイラン製薬が日本の後発品事業で提携することを発表したのは昨年8月のこと。その内容は、ファイザーのエスタブリッシュ医薬品事業部門(EPBU)がマイランの後発品を日本で一手に販売し、マイランは開発や製造に専念するという、大まかなビジネススキームを示すものだった。 発表から約8ヵ月が経過した4月18日、両社はその後の提携関係の進捗を報告する共同記者会見を開いた。ファイザー取締役執行役員EPBU部門長の松森浩士氏は、提携を開始した1月の販売実績などを紹介しつつ、マイラン後発品の販売移管が完了する5月以降の見通しを示した後、「今後が楽しみ」という率直な言葉で共同事業の説明を締め括った。 松森氏がビジネスユニット制に移行した...  手を組んでいるのが米系製薬企業同士だからというわけではないが、今度ばかりは正真正銘の「黒船」と呼べるかもしれない。 ファイザーとマイラン製薬が日本の後発品事業で提携することを発表したのは昨年8月のこと。その内容は、ファイザーのエスタブリッシュ医薬品事業部門(EPBU)がマイランの後発品を日本で一手に販売し、マイランは開発や製造に専念するという、大まかなビジネススキームを示すものだった。 発表から約8ヵ月が経過した4月18日、両社はその後の提携関係の進捗を報告する共同記者会見を開いた。ファイザー取締役執行役員EPBU部門長の松森浩士氏は、提携を開始した1月の販売実績などを紹介しつつ、マイラン後発品の販売移管が完了する5月以降の見通しを示した後、「今後が楽しみ」という率直な言葉で共同事業の説明を締め括った。 松森氏がビジネスユニット制に移行したファ

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