袋小路に陥る「零細GE販社」
市場は再編要求、押し寄せる淘汰の波
2013年5月1日号
「売上高10億〜20億円未満」が25社、「20億〜30億円未満」が7社、「30億〜40億円未満」が3社、「40億〜50億円未満」が3社、「70億円以上」が2社存在するのは、後発品を専門に販売する、いわゆる「ジェネリック医薬品販社」(GE販社)である(表)。この数値は、会員に対し日本ジェネリック医薬品販社協会(GE販社協)が実施したアンケート調査結果(11年度分)で、「10億円未満」を合計すると31社あった。 「後発品数量ベースシェア60%以上」の新目標が厚生労働省から示され、後発品業界は17年度まで引き続き追い風を受けることが約束されている。現在、広域卸はもちろんのこと、後発品流通の一翼を担っているのがGE販社だ。後発品市場拡大の局面にあるにもかかわらず、「うちでは3県に跨がった販社と取引しているが、規模は大きくてもその程度しかない」と後発品専業メーカー幹部が話す通り...
「売上高10億〜20億円未満」が25社、「20億〜30億円未満」が7社、「30億〜40億円未満」が3社、「40億〜50億円未満」が3社、「70億円以上」が2社存在するのは、後発品を専門に販売する、いわゆる「ジェネリック医薬品販社」(GE販社)である(表)。この数値は、会員に対し日本ジェネリック医薬品販社協会(GE販社協)が実施したアンケート調査結果(11年度分)で、「10億円未満」を合計すると31社あった。 「後発品数量ベースシェア60%以上」の新目標が厚生労働省から示され、後発品業界は17年度まで引き続き追い風を受けることが約束されている。現在、広域卸はもちろんのこと、後発品流通の一翼を担っているのがGE販社だ。後発品市場拡大の局面にあるにもかかわらず、「うちでは3県に跨がった販社と取引しているが、規模は大きくてもその程度しかない」と後発品専業メーカー幹部が話す通り、G
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