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患者会

がん遺族会 青空の会

2013年5月1日号

がん患者遺族の心の葛藤中野貞彦共同代表 ずしりと重い。そう感じる理由は、ページ数(275頁)や紙質だけではないだろう。その冊子には、がんで最愛の人を亡くした約240人の思いがぎっしりと詰まっている。 がん患者遺族でつくる「青空の会」は、昨年11月、遺族の体験をアンケート調査してまとめた冊子「続 ガン患者を介護した家族の声」を発行した。98年に次いで2冊目に当たる。 闘病中はがん患者に寄り添いながらともに闘う。家族から遺族と呼ばれるようになってからは、悲しみや喪失感に襲われる。遺族同士の支え合いの場として、青空の会は約20年続く。創設当時から運営に携わる共同代表のひとり、中野貞彦さんに聞いた。 ——青空の会の歩みを教えてください。 中野 もともとはがん患者・家族の会「どんぐりの会」の遺族分科会として92年に発足しました。実質的な活動として、93年10月に第1回... がん患者遺族の心の葛藤中野貞彦共同代表 ずしりと重い。そう感じる理由は、ページ数(275頁)や紙質だけではないだろう。その冊子には、がんで最愛の人を亡くした約240人の思いがぎっしりと詰まっている。 がん患者遺族でつくる「青空の会」は、昨年11月、遺族の体験をアンケート調査してまとめた冊子「続 ガン患者を介護した家族の声」を発行した。98年に次いで2冊目に当たる。 闘病中はがん患者に寄り添いながらともに闘う。家族から遺族と呼ばれるようになってからは、悲しみや喪失感に襲われる。遺族同士の支え合いの場として、青空の会は約20年続く。創設当時から運営に携わる共同代表のひとり、中野貞彦さんに聞いた。 ——青空の会の歩みを教えてください。 中野 もともとはがん患者・家族の会「どんぐりの会」の遺族分科会として92年に発足しました。実質的な活動として、93年10月に第1回目の

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