終末期医療「機」は熟したか
注意すべきはセンセイ方の「放言」→炎上
2013年4月15日号
“俺たちの太郎”がまたやってくれた、と2ちゃんねらーたちが狂喜乱舞したかはともかく、麻生太郎副総理・財務相の社会保障制度改革国民会議での「さっさと死ねるように」発言(1月)が、その後、大いに終末期医療を巡る論議を賑わせたことは間違いない。別掲の通り、その発言は天衣無縫で直截的で、実にわかりやすい。そのわかりやすさが国民のスイッチを押したのだろう。新聞の投書欄には賛否両論の声が集まった。
一方が、「多くの人の本音ではないか」「助かりもしないのに生かされて、家族に迷惑をかけたくない」「生きていること(生かされていること)だけが、人間の尊厳を保っていることにはならない」など、本音ベースの問題提起への喝采。
もう一方が、「人命軽視だ」「病気と必死に闘い、前向きに生きようとしている人や家族の心を踏みにじる発言だ」「母はあなたの言う『チュ...
“俺たちの太郎”がまたやってくれた、と2ちゃんねらーたちが狂喜乱舞したかはともかく、麻生太郎副総理・財務相の社会保障制度改革国民会議での「さっさと死ねるように」発言(1月)が、その後、大いに終末期医療を巡る論議を賑わせたことは間違いない。別掲の通り、その発言は天衣無縫で直截的で、実にわかりやすい。そのわかりやすさが国民のスイッチを押したのだろう。新聞の投書欄には賛否両論の声が集まった。
一方が、「多くの人の本音ではないか」「助かりもしないのに生かされて、家族に迷惑をかけたくない」「生きていること(生かされていること)だけが、人間の尊厳を保っていることにはならない」など、本音ベースの問題提起への喝采。
もう一方が、「人命軽視だ」「病気と必死に闘い、前向きに生きようとしている人や家族の心を踏みにじる発言だ」「母はあなたの言う『チュー
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