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OBSERVER

桐野高明・独立行政法人国立病院機構理事長

2013年4月15日号

「ダブルスタンダード」に翻弄——独立行政法人から新法人への移行をめざされています。桐野 当機構は04年に独法化したが、明らかに限界が見えている。独法は民間ではできない事業を国の運営交付金をもとに行う。交付金が余れば、国へ返還または積立金として次年度に繰り越す。このため、収益の状況を鑑みながら、使途を考えることができない。病院はニーズに従って医療を提供し、診療報酬を受け取る。本来、事前に予算を組むやり方は合わない。 職員の定員についても縛りがある。医療の質を向上させるためには、医師や看護師など医療スタッフを充実しなければならないが、独法は人件費の削減を求められる。職員数を減らすか、もしくは給料を減らすかだが、質の高いサービスを提供していくためには、どちらも実行できるはずがない。 独法は総務省、医療は厚生労働省の管轄だが、まさに「ダブルスタンダ... 「ダブルスタンダード」に翻弄——独立行政法人から新法人への移行をめざされています。桐野 当機構は04年に独法化したが、明らかに限界が見えている。独法は民間ではできない事業を国の運営交付金をもとに行う。交付金が余れば、国へ返還または積立金として次年度に繰り越す。このため、収益の状況を鑑みながら、使途を考えることができない。病院はニーズに従って医療を提供し、診療報酬を受け取る。本来、事前に予算を組むやり方は合わない。 職員の定員についても縛りがある。医療の質を向上させるためには、医師や看護師など医療スタッフを充実しなければならないが、独法は人件費の削減を求められる。職員数を減らすか、もしくは給料を減らすかだが、質の高いサービスを提供していくためには、どちらも実行できるはずがない。 独法は総務省、医療は厚生労働省の管轄だが、まさに「ダブルスタンダード

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