医薬経済オンライン

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新薬の市場環境を読む

がん免疫領域で存在感増すBMSと小野

第41回

バークレイズ証券 株式調査部 関篤史

2013年4月15日号

 我われはブリストルマイヤーズスクイブのマイケル・ジョルダノSVP(がん&免疫開発責任者)とジョン・エリッカーSVP(広報&IR)を招いた夕食会を開催した。12年にBMSのがん部門は「イェルボイ」「スプリセル」「アービタックス」によって24億ドルを売上げ、同フランチャイズは成熟しつつある数多くの資産により、20年までに75億〜80億ドルへと成長すると我われは考えている。 現在最も注目を集めているパイプラインは「ニヴォルマブ」(一般名)だ。抗PD—1抗体とも呼ばれ、「アバスチンに似た」数多くのがん種に対するポテンシャルはまだ過小評価されていると考えている。BMSはニヴォルマブのシグナル検出試験を血液がん、消化器・卵巣といった固形がん、子宮内膜がんといったウイルス性がん、頭頸部がんで企画している。 ジョルダノ氏はニヴォルマブの免疫調整機能からウイ...  我われはブリストルマイヤーズスクイブのマイケル・ジョルダノSVP(がん&免疫開発責任者)とジョン・エリッカーSVP(広報&IR)を招いた夕食会を開催した。12年にBMSのがん部門は「イェルボイ」「スプリセル」「アービタックス」によって24億ドルを売上げ、同フランチャイズは成熟しつつある数多くの資産により、20年までに75億〜80億ドルへと成長すると我われは考えている。 現在最も注目を集めているパイプラインは「ニヴォルマブ」(一般名)だ。抗PD—1抗体とも呼ばれ、「アバスチンに似た」数多くのがん種に対するポテンシャルはまだ過小評価されていると考えている。BMSはニヴォルマブのシグナル検出試験を血液がん、消化器・卵巣といった固形がん、子宮内膜がんといったウイルス性がん、頭頸部がんで企画している。 ジョルダノ氏はニヴォルマブの免疫調整機能からウイルス

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