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MR活動実態調査レポート

「武田」対「ノバルティス」のMR活動

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析89

エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久

2013年4月15日号

 今回は、武田薬品とノバルティスファーマにフォーカスして両社のARB剤とDPPⅣ阻害剤について分析した。 表1の製品別D(ディテール)数ランキングをみると、ノバルティスの「エクア」が全販路で3ヵ月連続トップとなり、「エックスフォージ」も昨年12月にはベスト10に入っていた。 一方、武田は昨年12月に「ネシーナ」と「アジルバ」がベスト10にランクインしていた。だが、1月と2月は高脂血症薬「ロトリガ」に注力したために、ARB剤とDPPⅣ阻害剤のD数は低下傾向だった。 表2は、武田とノバルティスのARB剤とDPPⅣ阻害剤のMR活動を分析したものだが、今回は内科限定で分析を試みた。分析対象期間は、昨年3月から今年2月までの1年間で、四半期単位でみた。武田は「ブロプレス」対「ディオバン」という競合関係のなかに、新薬アジルバを投入、2製剤対ディオバンの戦いの結果、武田...  今回は、武田薬品とノバルティスファーマにフォーカスして両社のARB剤とDPPⅣ阻害剤について分析した。 表1の製品別D(ディテール)数ランキングをみると、ノバルティスの「エクア」が全販路で3ヵ月連続トップとなり、「エックスフォージ」も昨年12月にはベスト10に入っていた。 一方、武田は昨年12月に「ネシーナ」と「アジルバ」がベスト10にランクインしていた。だが、1月と2月は高脂血症薬「ロトリガ」に注力したために、ARB剤とDPPⅣ阻害剤のD数は低下傾向だった。 表2は、武田とノバルティスのARB剤とDPPⅣ阻害剤のMR活動を分析したものだが、今回は内科限定で分析を試みた。分析対象期間は、昨年3月から今年2月までの1年間で、四半期単位でみた。武田は「ブロプレス」対「ディオバン」という競合関係のなかに、新薬アジルバを投入、2製剤対ディオバンの戦いの結果、武田に軍

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