正念場を迎えた「SCM」構築
SMや地域卸も流通BMSを導入
第26回
2013年4月1日号
経済産業省の肝煎りで10年5月に発足した製・配・販連携協議会の「流通BMS(流通ビジネスメッセージ標準)導入宣言」によって、次世代EDI(企業間電子データ交換)が消費財流通全般に急速に広がり始めている。流通の全体最適をめざすためには、流通BMSを駆使した日本版SCM(サプライチェーンマネジメント)の構築が急務になってきたためだ。 なかでもイオンやセブン&アイホールディングスの流通2強の導入宣言が次世代EDIの普及・拡大の追い風となっている。ジャスコやイトーヨーカ堂など、流通2強のGMS(総合スーパー)が従来のEDIを中止して流通BMSに切り替えるといえば、取引先は従わざるを得ない。 SM(食品スーパー)業界の流通4団体が主催した「流通BMS活用説明会」には、イオングループのIT部門を統括するイオンアイビスのシステム開発本部長が講師として壇上...
経済産業省の肝煎りで10年5月に発足した製・配・販連携協議会の「流通BMS(流通ビジネスメッセージ標準)導入宣言」によって、次世代EDI(企業間電子データ交換)が消費財流通全般に急速に広がり始めている。流通の全体最適をめざすためには、流通BMSを駆使した日本版SCM(サプライチェーンマネジメント)の構築が急務になってきたためだ。 なかでもイオンやセブン&アイホールディングスの流通2強の導入宣言が次世代EDIの普及・拡大の追い風となっている。ジャスコやイトーヨーカ堂など、流通2強のGMS(総合スーパー)が従来のEDIを中止して流通BMSに切り替えるといえば、取引先は従わざるを得ない。 SM(食品スーパー)業界の流通4団体が主催した「流通BMS活用説明会」には、イオングループのIT部門を統括するイオンアイビスのシステム開発本部長が講師として壇上に立
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