正念場を迎えた「SCM」構築
次世代EDIに乗り出し始めた地域SM
第23回
2013年3月15日号
先頃、東京で日本版SCM(サプライチェーンマネジメント)の構築に欠かせない流通BMS(流通ビジネスメッセージ標準)の活用説明会が開かれた。
流通BMSを活用した次世代EDI(企業間電子データ交換)は、EOS(オンライン受発注システム)や従来型EDIのマイナス要因を取り除き、業種・業態、さらに小売業に欠かせないカテゴリー別のデータの種類を統一して、川下から川上まで一気通貫で取引に必要なデータ交換ができる仕組みになっている。ただ、サーバー同士でデータ交換を行うとなると、システム投資に膨大な費用が生じるために、次世代EDIの価値を認めながらも、普及が思ったほど進まなかった。
業を煮やしたのが、経済産業省だ。11年5月に消費財流通に携わるメーカーや卸売業、小売業に声をかけて「製・配・販連携協議会」を発足。流通システム開発センターのなかに設けら...
先頃、東京で日本版SCM(サプライチェーンマネジメント)の構築に欠かせない流通BMS(流通ビジネスメッセージ標準)の活用説明会が開かれた。
流通BMSを活用した次世代EDI(企業間電子データ交換)は、EOS(オンライン受発注システム)や従来型EDIのマイナス要因を取り除き、業種・業態、さらに小売業に欠かせないカテゴリー別のデータの種類を統一して、川下から川上まで一気通貫で取引に必要なデータ交換ができる仕組みになっている。ただ、サーバー同士でデータ交換を行うとなると、システム投資に膨大な費用が生じるために、次世代EDIの価値を認めながらも、普及が思ったほど進まなかった。
業を煮やしたのが、経済産業省だ。11年5月に消費財流通に携わるメーカーや卸売業、小売業に声をかけて「製・配・販連携協議会」を発足。流通システム開発センターのなかに設けられた
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