医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

MR活動実態調査レポート

国内初「配合剤」の注目度は

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析88

エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久

2013年3月15日号

 今回は、製品別D(ディテール)数でベスト10に入っているものはないが、抗アレルギー剤に着目した。10年に発売されたザイザルは分析対象から外していることをご容赦いただきたい。 アレグラ、アレジオン、アレロックが一世を風靡し、D数上位にランクインしていた時期は数年前となり、3製品すべてに後発品(GE)が登場し、スイッチOTC薬の発売も始まっている。このような状況下で、サノフィはアレグラにエフェドリンを配合したディレグラを発売した。エフェドリンを配合することで鼻閉解消効果の強化を狙い、キプレスなどとの併用よりも低薬価を実現した。 表2は主な抗アレルギー剤のD実態であるが、ディレグラはアレグラと比較してもD数は30%程度と、限定したD活動を行っている。ID率(インパクトディテールの略)では、第2世代抗ヒスタミン薬としての初めての配合剤ということもあり、...  今回は、製品別D(ディテール)数でベスト10に入っているものはないが、抗アレルギー剤に着目した。10年に発売されたザイザルは分析対象から外していることをご容赦いただきたい。 アレグラ、アレジオン、アレロックが一世を風靡し、D数上位にランクインしていた時期は数年前となり、3製品すべてに後発品(GE)が登場し、スイッチOTC薬の発売も始まっている。このような状況下で、サノフィはアレグラにエフェドリンを配合したディレグラを発売した。エフェドリンを配合することで鼻閉解消効果の強化を狙い、キプレスなどとの併用よりも低薬価を実現した。 表2は主な抗アレルギー剤のD実態であるが、ディレグラはアレグラと比較してもD数は30%程度と、限定したD活動を行っている。ID率(インパクトディテールの略)では、第2世代抗ヒスタミン薬としての初めての配合剤ということもあり、医

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence