製薬企業・その現状と展望
日本新薬 スペシャリティ医薬品で存在感
—12年度の増収増益は確実—
2013年3月15日号
事業は医薬品と機能食品で構成するが、構成比は11年度実績で医薬品83%、機能食品17%。主力は医薬品である。売上高は07年度と11年度を比較すると4年間で13.2%の伸びだった。事業別では医薬品が14.6%、機能食品が7.1%と、医薬品が牽引した。この4年間に薬価改定が2回実施され、08年度が3.9%、10年度が6.2%の医薬品減収要因だった。だが、両年ともに医薬品売上高は増収を確保した。全体では4年間で09年度だけ▲0.2%だったが、機能食品の減収が足を引っ張ったためで医薬品の増収基調は続いている。12年度の薬価改定の影響は5.7%の医薬品減収要因になる。
しかし、12年度第3四半期累計実績では薬価改定の影響はみられない。医薬品売上高は前年同期比2.9%増、機能食品が▲1.2%だったが、全体では医薬品の伸びによって2.2%の増収を確保した。12年度の売上高計画は691億円と2.7%の増収、医薬品が...
事業は医薬品と機能食品で構成するが、構成比は11年度実績で医薬品83%、機能食品17%。主力は医薬品である。売上高は07年度と11年度を比較すると4年間で13.2%の伸びだった。事業別では医薬品が14.6%、機能食品が7.1%と、医薬品が牽引した。この4年間に薬価改定が2回実施され、08年度が3.9%、10年度が6.2%の医薬品減収要因だった。だが、両年ともに医薬品売上高は増収を確保した。全体では4年間で09年度だけ▲0.2%だったが、機能食品の減収が足を引っ張ったためで医薬品の増収基調は続いている。12年度の薬価改定の影響は5.7%の医薬品減収要因になる。
しかし、12年度第3四半期累計実績では薬価改定の影響はみられない。医薬品売上高は前年同期比2.9%増、機能食品が▲1.2%だったが、全体では医薬品の伸びによって2.2%の増収を確保した。12年度の売上高計画は691億円と2.7%の増収、医薬品が573
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