医薬経済オンライン

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大阪「集積地」の懸念

2013年3月15日号

 物流センターは製薬企業が自前で保有していることもあるが、最近の傾向は日本通運や三菱倉庫、日立物流といった大手物流・倉庫会社に業務委託する流れにある。日本通運は東京都江東区新砂に保冷が必要な医薬品の専用倉庫を保有。三菱倉庫は、埼玉県三郷市と大阪市此花区の桜島を中心に全国20ヵ所の倉庫で医薬品を扱っている。また、日立物流は大阪市此花区の舞洲に医薬品の一大物流センターを設けている。  災害時は、これらの物流拠点から製品をいかに速やかに運び出せるかが、医療現場に医薬品を届けるうえでポイントになる。例えば日立物流が大阪・舞洲に置く「関西メディカルセンター」では、杏林製薬、グラクソスミスクライン、日本ベーリンガーインゲルハイム、参天製薬、帝人ファーマ、マイラン製薬、日本ジェネリックなどの製品を扱っている。  南海トラフ地震が起こった場合、舞洲は震度6...  物流センターは製薬企業が自前で保有していることもあるが、最近の傾向は日本通運や三菱倉庫、日立物流といった大手物流・倉庫会社に業務委託する流れにある。日本通運は東京都江東区新砂に保冷が必要な医薬品の専用倉庫を保有。三菱倉庫は、埼玉県三郷市と大阪市此花区の桜島を中心に全国20ヵ所の倉庫で医薬品を扱っている。また、日立物流は大阪市此花区の舞洲に医薬品の一大物流センターを設けている。  災害時は、これらの物流拠点から製品をいかに速やかに運び出せるかが、医療現場に医薬品を届けるうえでポイントになる。例えば日立物流が大阪・舞洲に置く「関西メディカルセンター」では、杏林製薬、グラクソスミスクライン、日本ベーリンガーインゲルハイム、参天製薬、帝人ファーマ、マイラン製薬、日本ジェネリックなどの製品を扱っている。  南海トラフ地震が起こった場合、舞洲は震度6弱

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