医薬経済オンライン

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「脱医療圏」の発想も

2013年3月15日号

敷根公園 県、市町、医療機関、医薬品卸など、賀茂地域の災害医療を知るために、現地のさまざまな関係者に話を聞いた。頻繁に耳にしたから、おそらく鍵を握る場所なのだろう。それが「敷根(しきね)公園」だ。「高台」「脱医療圏」「観光」をキーワードに、南海トラフ巨大地震への対応のヒントを模索してみたい。  伊豆急下田駅から西に直線距離で1キロ。車で5分ほどの場所に、グラウンドやテニスコート、温水プールなどを備えた市営公園がある。標高は約50メートルあり、津波は来ない。ヘリによる医薬品搬送を想定した場合、ここなら着陸可能だ。  下田市は老朽化した市庁舎(海抜2.5メートル)を敷根公園に移転することを昨年6月に決めている。内閣府発表で現市庁舎付近の浸水深は5.5メートル。移転は、被災時の初動体制確保を考えてのことだ。商工会議所など一部の関係者は「津波避難タワー」機... 敷根公園 県、市町、医療機関、医薬品卸など、賀茂地域の災害医療を知るために、現地のさまざまな関係者に話を聞いた。頻繁に耳にしたから、おそらく鍵を握る場所なのだろう。それが「敷根(しきね)公園」だ。「高台」「脱医療圏」「観光」をキーワードに、南海トラフ巨大地震への対応のヒントを模索してみたい。  伊豆急下田駅から西に直線距離で1キロ。車で5分ほどの場所に、グラウンドやテニスコート、温水プールなどを備えた市営公園がある。標高は約50メートルあり、津波は来ない。ヘリによる医薬品搬送を想定した場合、ここなら着陸可能だ。  下田市は老朽化した市庁舎(海抜2.5メートル)を敷根公園に移転することを昨年6月に決めている。内閣府発表で現市庁舎付近の浸水深は5.5メートル。移転は、被災時の初動体制確保を考えてのことだ。商工会議所など一部の関係者は「津波避難タワー」機能も

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