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医薬経済気象台

TPP参加は不可避

2013年3月1日号

 今後の日米関係を占う2つの重要課題として指摘されているのが沖縄問題、そしてTPP(環太平洋経済連携協定)である。  沖縄問題は地元との対話を進めて解決しなければならない問題で、米国サイドはその決着を待つだけだ。これは日本政府の責任で推し進めるしかない。ただ、米国の防衛予算が縮小されるなか、日本と中国との緊張関係が高まる動きにあることからしても悠長に構えてもいられない。しかも北朝鮮の核実験で北東アジア情勢は緊迫の度を増している。国内ではさほどの緊迫感はないようにみえるが、わずかのきっかけが大事に至ることが少なくない過去の事例からしても、米国との関係を密にすることが一段と重要になってきた。対中国関係で日本の盾になるのは米国だけという現実を忘れてはなるまい。  TPPは06年にシンガポール、チリ、ブルネイ、ニュージーランドの4ヵ国が立ち上げた経済...  今後の日米関係を占う2つの重要課題として指摘されているのが沖縄問題、そしてTPP(環太平洋経済連携協定)である。  沖縄問題は地元との対話を進めて解決しなければならない問題で、米国サイドはその決着を待つだけだ。これは日本政府の責任で推し進めるしかない。ただ、米国の防衛予算が縮小されるなか、日本と中国との緊張関係が高まる動きにあることからしても悠長に構えてもいられない。しかも北朝鮮の核実験で北東アジア情勢は緊迫の度を増している。国内ではさほどの緊迫感はないようにみえるが、わずかのきっかけが大事に至ることが少なくない過去の事例からしても、米国との関係を密にすることが一段と重要になってきた。対中国関係で日本の盾になるのは米国だけという現実を忘れてはなるまい。  TPPは06年にシンガポール、チリ、ブルネイ、ニュージーランドの4ヵ国が立ち上げた経済協

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