正念場を迎えた「SCM」構築
評価分かれる流通のエポックメイキング
第23回
2013年2月15日号
「新春トップセミナー」で挨拶する井上毅会長 大手コンビニチェーンが相次いで海外事業に力を入れ始めた。セブン─イレブン・ジャパンは米国で、ローソンやファミリーマートはアジア各地で店舗数を増やし、新たなマーケットを開拓しようとしている。その勢いは往年のGMS(総合スーパー)を凌ぐほどだ。
大手コンビニチェーンの海外進出を後押ししているのは、協同組合方式による商品開発や国内で培った情報・物流システムが海外でも受け入れられているためだ。だが、もっと大きな要因は、商品に印刷された8〜13ケタのバーコードが国際標準規格として認められ、バーコードを読み取るPOS(販売時点情報管理システム)レジによって、市場のニーズや売れ筋商品の変化を逸早く掴めるようになってきたためだ。
JANコードと呼ばれる8〜13ケタの商品識別コードの普及に努め、国際的な...
「新春トップセミナー」で挨拶する井上毅会長 大手コンビニチェーンが相次いで海外事業に力を入れ始めた。セブン─イレブン・ジャパンは米国で、ローソンやファミリーマートはアジア各地で店舗数を増やし、新たなマーケットを開拓しようとしている。その勢いは往年のGMS(総合スーパー)を凌ぐほどだ。
大手コンビニチェーンの海外進出を後押ししているのは、協同組合方式による商品開発や国内で培った情報・物流システムが海外でも受け入れられているためだ。だが、もっと大きな要因は、商品に印刷された8〜13ケタのバーコードが国際標準規格として認められ、バーコードを読み取るPOS(販売時点情報管理システム)レジによって、市場のニーズや売れ筋商品の変化を逸早く掴めるようになってきたためだ。
JANコードと呼ばれる8〜13ケタの商品識別コードの普及に努め、国際的な広が
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