医薬経済オンライン

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支払基金がめざしたい社会的責任

韓国モデルに審査体制を強化

2013年2月15日号

 民主党政権下では、数度にわたる事業仕分けでさんざん苦汁をなめさせられてきた社会保険診療報酬支払基金。成果がコストに見合っていないとか、レセプト電子化の進展に比して人員削減が甘いとか、常勤役員の国家公務員出身者比率が高過ぎるとか、TVカメラもニコニコ動画も一般傍聴人も入る公開の場でサンドバックのようにバスバス叩かれたものだった。わが国のもうひとつの審査支払機関である国民健康保険団体連合会と整理統合すべきだとした仕分け結果には、役職員もさぞ肝を冷やしたことだろう。  その民主党政権も先の総選挙で惨敗し、退陣した。臥薪嘗胆の季節は過ぎたということか、2月5日、「笑顔の日」というタイミングで、支払基金はひとつイベントを打った。初となる一般公開の催し「保険診療と審査を考えるフォーラム」だ。  会場を埋め尽くした400人超の聴衆に、河内山哲朗理事長はよ...  民主党政権下では、数度にわたる事業仕分けでさんざん苦汁をなめさせられてきた社会保険診療報酬支払基金。成果がコストに見合っていないとか、レセプト電子化の進展に比して人員削減が甘いとか、常勤役員の国家公務員出身者比率が高過ぎるとか、TVカメラもニコニコ動画も一般傍聴人も入る公開の場でサンドバックのようにバスバス叩かれたものだった。わが国のもうひとつの審査支払機関である国民健康保険団体連合会と整理統合すべきだとした仕分け結果には、役職員もさぞ肝を冷やしたことだろう。  その民主党政権も先の総選挙で惨敗し、退陣した。臥薪嘗胆の季節は過ぎたということか、2月5日、「笑顔の日」というタイミングで、支払基金はひとつイベントを打った。初となる一般公開の催し「保険診療と審査を考えるフォーラム」だ。  会場を埋め尽くした400人超の聴衆に、河内山哲朗理事長はよく響

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