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MR活動実態調査レポート

第一三共「ネキシウム」が総合トップ

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析87

エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久

2013年2月15日号

 今回は、12年のMR活動を総括した各種ランキングを掲載する。12年は一般名処方開始など、後発品使用促進が加速した年でもあった。一般名処方の推進により、保険薬局での処方変更が可能となり、保険薬局への対応の重要性がクローズアップされてきた。長期収載品の問題だけでなく、患者1人当たり売上高、つまりアドヒアランスに着目しなければ高い成長は見込めないことは明白だ。 このような状況下で、第一三共が素晴らしいパフォーマンスを発揮し、総合ランキングトップに輝いた。昨年分析した上半期の株価動向では、かなりの苦戦を強いられていたが、営業面では素晴らしい指標を上げていた。第一三共を総合ランキングトップに導いたのは大型新薬である「ネキシウム」の存在が大きい。製品部門における総合ランキングトップでもあり、企業部門、製品部門ダブルトップとなった。 表1は企業部門のラン...  今回は、12年のMR活動を総括した各種ランキングを掲載する。12年は一般名処方開始など、後発品使用促進が加速した年でもあった。一般名処方の推進により、保険薬局での処方変更が可能となり、保険薬局への対応の重要性がクローズアップされてきた。長期収載品の問題だけでなく、患者1人当たり売上高、つまりアドヒアランスに着目しなければ高い成長は見込めないことは明白だ。 このような状況下で、第一三共が素晴らしいパフォーマンスを発揮し、総合ランキングトップに輝いた。昨年分析した上半期の株価動向では、かなりの苦戦を強いられていたが、営業面では素晴らしい指標を上げていた。第一三共を総合ランキングトップに導いたのは大型新薬である「ネキシウム」の存在が大きい。製品部門における総合ランキングトップでもあり、企業部門、製品部門ダブルトップとなった。 表1は企業部門のランキン

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