医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

医薬品販売「緩和派」の視線の先

安倍政権、官邸主導で勢いづくあの面々

2013年2月1日号

 「官邸からストップがかかった。田村さんはもっと強い調子の談話で、事業者にクギを刺したい意向だったようだ」(自民党関係者)  1月11日、OTC薬のインターネット販売を巡る裁判の最高裁判決が出た。最高裁はネット販売を一律に禁止した省令は違法で無効との初判断を示し、国の上告を棄却した。同日夕、田村憲久厚生労働相が談話を発表した。  「厚労省としては、今後、関係事業者などの関係者に広く御参画をいただき、法令などの郵便等販売に関する新たなルールを早急に検討することとしておりますので、慎重な対応をお願いします」  判決は「ケンコーコム」と「ウェルネット」の2社の販売権を認める内容だが、省令を無効としたことで、同業他社が販売を開始しかねない。その後の会見で「他社が始めた場合はどうするのか」と問われ、田村厚労相は「あくまでも慎重な対応をお願いするというこ...  「官邸からストップがかかった。田村さんはもっと強い調子の談話で、事業者にクギを刺したい意向だったようだ」(自民党関係者)  1月11日、OTC薬のインターネット販売を巡る裁判の最高裁判決が出た。最高裁はネット販売を一律に禁止した省令は違法で無効との初判断を示し、国の上告を棄却した。同日夕、田村憲久厚生労働相が談話を発表した。  「厚労省としては、今後、関係事業者などの関係者に広く御参画をいただき、法令などの郵便等販売に関する新たなルールを早急に検討することとしておりますので、慎重な対応をお願いします」  判決は「ケンコーコム」と「ウェルネット」の2社の販売権を認める内容だが、省令を無効としたことで、同業他社が販売を開始しかねない。その後の会見で「他社が始めた場合はどうするのか」と問われ、田村厚労相は「あくまでも慎重な対応をお願いするということだ

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence