正念場を迎えた「SCM」構築
社長交代で次世代型ビジネスモデル構築
第22回
2013年2月1日号
通信事業の規制緩和に伴い、新たに登場したのが、消費財流通の要とも言えるVAN(付加価値通信網)運営会社だ。電話回線に頼っていたEOS(オンライン受発注システム)の代わりに、EDI(企業間電子データ交換)の仕組みを考案。データ交換のフォーマットや伝送手段を予め定めておくことで、消費財流通における情報インフラの役割を担うことになった。
なかでも草分けが、日用品や化粧品の業界で「流通ネットワークを支えるインフォメーション・オーガナイザー」といわれる業界VAN運営会社のプラネットだ。
もともとライオンやユニチャーム、資生堂など卸を介して商品を市場に送り出していたメーカー8社とITベンダーのインテックが発起人となって85年に設立された会社だが、ライオン出身の玉生弘昌氏の類まれなリーダーシップにより、メーカー・卸間の基幹EDIとして認知されるよう...
通信事業の規制緩和に伴い、新たに登場したのが、消費財流通の要とも言えるVAN(付加価値通信網)運営会社だ。電話回線に頼っていたEOS(オンライン受発注システム)の代わりに、EDI(企業間電子データ交換)の仕組みを考案。データ交換のフォーマットや伝送手段を予め定めておくことで、消費財流通における情報インフラの役割を担うことになった。
なかでも草分けが、日用品や化粧品の業界で「流通ネットワークを支えるインフォメーション・オーガナイザー」といわれる業界VAN運営会社のプラネットだ。
もともとライオンやユニチャーム、資生堂など卸を介して商品を市場に送り出していたメーカー8社とITベンダーのインテックが発起人となって85年に設立された会社だが、ライオン出身の玉生弘昌氏の類まれなリーダーシップにより、メーカー・卸間の基幹EDIとして認知されるようにな
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