医薬経済気象台
国際機関の厳しい13年予想
2013年2月1日号
世界の株式市場が活況を呈している。米国は5年1ヵ月ぶりの高値更新だ。わが国も昨年来高値を付けた後は一服しているが1万円台を維持している。株式市場の先見性を信ずれば世界経済の先行きは明るいことになる。ところが、新年に入って国際機関が発表している今年の世界経済見通しは厳しい。昨年6月の予想から下方修正しており、株式市場の動きとは逆に決して楽観していない。
1月15日に発表した世界銀行は今年の世界の実質成長率を2.4%と予想、昨年6月時点の予想3%から0.6ポイント下方修正した。昨年は2.3%成長だったと推定しており、今年は昨年とほぼ同水準の成長にとどまるとみている。また、国連は1月18日にユーロ圏の債務危機が欧州景気に与える影響を中心に、今年の世界経済見通しを発表したが、2.4%と昨年6月時点の予想3.1%から0.7ポイント下方修正している。世銀、国連の修正予想は2.4...
世界の株式市場が活況を呈している。米国は5年1ヵ月ぶりの高値更新だ。わが国も昨年来高値を付けた後は一服しているが1万円台を維持している。株式市場の先見性を信ずれば世界経済の先行きは明るいことになる。ところが、新年に入って国際機関が発表している今年の世界経済見通しは厳しい。昨年6月の予想から下方修正しており、株式市場の動きとは逆に決して楽観していない。
1月15日に発表した世界銀行は今年の世界の実質成長率を2.4%と予想、昨年6月時点の予想3%から0.6ポイント下方修正した。昨年は2.3%成長だったと推定しており、今年は昨年とほぼ同水準の成長にとどまるとみている。また、国連は1月18日にユーロ圏の債務危機が欧州景気に与える影響を中心に、今年の世界経済見通しを発表したが、2.4%と昨年6月時点の予想3.1%から0.7ポイント下方修正している。世銀、国連の修正予想は2.4%と
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