医薬経済オンライン

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From Local to Global 私と公衆衛生

「伝統」「勤勉」「団結」—体育会運動部今昔

日本尊厳死協会理事長 岩尾總一郎(元厚労省医政局長)

2013年2月1日号

 慶應義塾大学医学部客員教授という肩書を拝命しているので、年1回は大学へ講義に出かける。私の出身教室である衛生学公衆衛生学講座で授業時間をいただいており、対象は4年生で、内容は保健医療制度や、社会保障制度について。最近ではWHOでの在職経験から国際保健についても話をしている。資料はすべて自前でつくり、無償、交通費も出ない。大学からすれば、「教授」という称号を与えるのだから、ありがたいと思えということか。  後期の月曜1時限が公衆衛生学の授業枠だ。授業を行っているのは週明けの朝一番で、しかも臨床系の授業ではない。かつては学生が8人しか教室に来なかったこともあり、出席と講義レポートを課すようになった。その結果、遅刻する学生がいるものの、10時過ぎには100人近くが出席している。しかし、後ろの半分は堂々と眠っている。振り返れば、自分も授業には出なかった...  慶應義塾大学医学部客員教授という肩書を拝命しているので、年1回は大学へ講義に出かける。私の出身教室である衛生学公衆衛生学講座で授業時間をいただいており、対象は4年生で、内容は保健医療制度や、社会保障制度について。最近ではWHOでの在職経験から国際保健についても話をしている。資料はすべて自前でつくり、無償、交通費も出ない。大学からすれば、「教授」という称号を与えるのだから、ありがたいと思えということか。  後期の月曜1時限が公衆衛生学の授業枠だ。授業を行っているのは週明けの朝一番で、しかも臨床系の授業ではない。かつては学生が8人しか教室に来なかったこともあり、出席と講義レポートを課すようになった。その結果、遅刻する学生がいるものの、10時過ぎには100人近くが出席している。しかし、後ろの半分は堂々と眠っている。振り返れば、自分も授業には出なかった。

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