医薬経済オンライン

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病院に群がるハイエナ「ファクタリング会社」

一度利用したらサラ金地獄に

2013年1月15日号

「腐肉に群がるハイエナ」なのか、それとも経営悪化した病院の「救世主」なのか。診療報酬債権を買い取るファクタリング(債権買い取り)会社の〝活躍〟が急増している。銀行系は言うに及ばず、リース会社系、クレジット会社系、サラ金系、さらにどこにも属さない独立系等々、ファクタリング会社が花盛りなのである。  しかも、彼らファクタリング会社が〝安全〟で〝有利〟と狙うのがレセプト債権だ。  例えば、12年1月に民事再生法の適用を申請したものの5月末に破産した東京・墨田区の白鬚橋病院では「SBIレセプト」なるファクタリング会社にレセプト債権を売却していたが、次に別のファクタリング会社「オプティファクター」に変更した。が、民事再生法の適用を申請した際、弁護士がレセプト債権売却を「病院破綻の一因」と指摘している。宇都宮市の耀生会病院では「金利が高い」と契約締結を中... 「腐肉に群がるハイエナ」なのか、それとも経営悪化した病院の「救世主」なのか。診療報酬債権を買い取るファクタリング(債権買い取り)会社の〝活躍〟が急増している。銀行系は言うに及ばず、リース会社系、クレジット会社系、サラ金系、さらにどこにも属さない独立系等々、ファクタリング会社が花盛りなのである。  しかも、彼らファクタリング会社が〝安全〟で〝有利〟と狙うのがレセプト債権だ。  例えば、12年1月に民事再生法の適用を申請したものの5月末に破産した東京・墨田区の白鬚橋病院では「SBIレセプト」なるファクタリング会社にレセプト債権を売却していたが、次に別のファクタリング会社「オプティファクター」に変更した。が、民事再生法の適用を申請した際、弁護士がレセプト債権売却を「病院破綻の一因」と指摘している。宇都宮市の耀生会病院では「金利が高い」と契約締結を中止

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