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海外時報

岐路に立つジェネリック業界

13年は特許関連の司法判断が相次ぐ年に

2013年1月15日号

 リピトール、プラビックスを筆頭に、米国で超大型製剤が特許保護を失い、売上げの大半を失う険しい“パテント・クリフ”を、メガファーマはひとまず通り抜けた。活況に沸いたジェネリック業界も、足元を見つめ直している。  エバリュエート・ファーマ誌によれば、昨年ブランド製剤は総額330億ドルの価値を失い、新ジェネリックに高い利潤をもたらした。今年は3分の1減の210億ドル、しばらくは170億〜210億ドルの状況が続く。  これを「枯渇の前途」(ニューヨークタイムズ12月3日)と表現するより、通常の環境に戻ると見るべきだろう。ジェネリック使用促進は世界的規範になり、新興国市場は可能性に溢れている。買収をテコに合理化も進めてきた。  ブリストルマイヤーズスクイブから新CEOジェレミー・レビンを迎えたテバ・ファーマシューティカル・インダストリーズは、岐路を新たな飛躍の機会に...  リピトール、プラビックスを筆頭に、米国で超大型製剤が特許保護を失い、売上げの大半を失う険しい“パテント・クリフ”を、メガファーマはひとまず通り抜けた。活況に沸いたジェネリック業界も、足元を見つめ直している。  エバリュエート・ファーマ誌によれば、昨年ブランド製剤は総額330億ドルの価値を失い、新ジェネリックに高い利潤をもたらした。今年は3分の1減の210億ドル、しばらくは170億〜210億ドルの状況が続く。  これを「枯渇の前途」(ニューヨークタイムズ12月3日)と表現するより、通常の環境に戻ると見るべきだろう。ジェネリック使用促進は世界的規範になり、新興国市場は可能性に溢れている。買収をテコに合理化も進めてきた。  ブリストルマイヤーズスクイブから新CEOジェレミー・レビンを迎えたテバ・ファーマシューティカル・インダストリーズは、岐路を新たな飛躍の機会に変

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