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医薬経済気象台

大転換の年になる条件

2013年1月15日号

 新年は株高・円安加速で幕を開けた。東京株式市場の初日は292円の大幅高、1万688円となり、東日本大震災前の水準を回復、1年10ヵ月ぶりの高値で始まった。為替市場では円安が進み、対ドルレートは88円台前半と約2年5ヵ月ぶりの安値、対ユーロレートも114円台後半と約1年7ヵ月ぶりの安値でスタートした。昨年11月までは、株式市場も為替市場も国内政治や海外経済に神経質に反応し、株価は低位に、また為替は高値水準に定着した推移を続けていたが、解散総選挙を契機にして基調は変わり、株高・円安の様相を強めていた。これが年明けとともに一段と勢いを増した感じである。新年への期待を示すものだ。これには日本に先立って市場がスタートした欧米株価が揃って大幅高でスタートしたことも追い風になっている。  欧米主要市場のスタートは1月2日だったが、揃って大幅高を演じ、第1週末の4日の終値は昨...  新年は株高・円安加速で幕を開けた。東京株式市場の初日は292円の大幅高、1万688円となり、東日本大震災前の水準を回復、1年10ヵ月ぶりの高値で始まった。為替市場では円安が進み、対ドルレートは88円台前半と約2年5ヵ月ぶりの安値、対ユーロレートも114円台後半と約1年7ヵ月ぶりの安値でスタートした。昨年11月までは、株式市場も為替市場も国内政治や海外経済に神経質に反応し、株価は低位に、また為替は高値水準に定着した推移を続けていたが、解散総選挙を契機にして基調は変わり、株高・円安の様相を強めていた。これが年明けとともに一段と勢いを増した感じである。新年への期待を示すものだ。これには日本に先立って市場がスタートした欧米株価が揃って大幅高でスタートしたことも追い風になっている。  欧米主要市場のスタートは1月2日だったが、揃って大幅高を演じ、第1週末の4日の終値は昨年

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