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患者会

全国パーキンソン病友の会

2013年1月15日号

治療法創出のためにデータ提供高本久事務局長「薬で手の震えが止まったのに、今度は歩行困難になってしまう。患者であることを忘れたい」「単純に今日はいい天気だな、と思いたい」 こうした会員の思いに押され、全国パーキンソン病友の会は、患者の臨床データを登録し、研究者らに提供するデータベースの設立に乗り出す。データを提供することで、パーキンソン病の病態解明、創薬につながることに期待を寄せる。昨年、ノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授が「iPS細胞」をパーキンソン病など難病の治療に早期に役立てるために、研究の加速化に意欲を示した。パーキンソン病は対症療法しかないのが現状で、細胞を初期化でき根本療法の可能性を秘めるiPS細胞の早期の臨床実用化にも、患者や医療者側の期待は膨らむ。このため友の会は、iPS細胞の研究に必要な患者の皮膚細胞... 治療法創出のためにデータ提供高本久事務局長「薬で手の震えが止まったのに、今度は歩行困難になってしまう。患者であることを忘れたい」「単純に今日はいい天気だな、と思いたい」 こうした会員の思いに押され、全国パーキンソン病友の会は、患者の臨床データを登録し、研究者らに提供するデータベースの設立に乗り出す。データを提供することで、パーキンソン病の病態解明、創薬につながることに期待を寄せる。昨年、ノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学の山中伸弥教授が「iPS細胞」をパーキンソン病など難病の治療に早期に役立てるために、研究の加速化に意欲を示した。パーキンソン病は対症療法しかないのが現状で、細胞を初期化でき根本療法の可能性を秘めるiPS細胞の早期の臨床実用化にも、患者や医療者側の期待は膨らむ。このため友の会は、iPS細胞の研究に必要な患者の皮膚細胞の提

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