医薬経済オンライン

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製薬企業・その現状と展望

ロート製薬 「ヘルス&ビューティ」で安定成長

—スキンケアとアジアの伸びが牽引—

2013年1月15日号

 胃腸薬で創業したのが1899年、1909年には点眼薬を発売、現在の社名で会社を設立したのが創業から50年目の49年だ。以来、胃腸薬、点眼薬を2本柱にOTC薬市場で存在感を高めてきた。75年には米メンソレタームの商標使用権を取得、皮膚疾患薬に参入し、88年にはメンソレタームを買収、子会社化した。99年の創業100周年には健康食品に参入、さらに01年にはオーガニック化粧品オバジで化粧品に進出、04年には肌研(ハダラボ)を投入、発売5年目で100億円超ブランドに育てた。  このような経過を経て、胃腸薬・点眼薬に軸足を置いた事業構成から、現在は点眼薬を軸にしたアイケア事業、メンソレターム関連製品と化粧品のスキンケア事業、胃腸薬を軸にサプリメントを加えた内服・食品関連、点鼻薬・うがい薬・液体絆創膏などその他事業の4事業へ業態は大きく変化している。ただ、製薬企業といっても日本製...  胃腸薬で創業したのが1899年、1909年には点眼薬を発売、現在の社名で会社を設立したのが創業から50年目の49年だ。以来、胃腸薬、点眼薬を2本柱にOTC薬市場で存在感を高めてきた。75年には米メンソレタームの商標使用権を取得、皮膚疾患薬に参入し、88年にはメンソレタームを買収、子会社化した。99年の創業100周年には健康食品に参入、さらに01年にはオーガニック化粧品オバジで化粧品に進出、04年には肌研(ハダラボ)を投入、発売5年目で100億円超ブランドに育てた。  このような経過を経て、胃腸薬・点眼薬に軸足を置いた事業構成から、現在は点眼薬を軸にしたアイケア事業、メンソレターム関連製品と化粧品のスキンケア事業、胃腸薬を軸にサプリメントを加えた内服・食品関連、点鼻薬・うがい薬・液体絆創膏などその他事業の4事業へ業態は大きく変化している。ただ、製薬企業といっても日本製薬

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