医薬経済オンライン

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From Local to Global 私と公衆衛生

私家版「この国につけるクスリ」—社会保障費を誰が払う?

第51回

日本尊厳死協会理事長 岩尾總一郎(元厚労省医政局長)

2013年1月1日号

 新年明けましておめでとうございます。  この連載も昨年末で50回を超えた。区切りがいいので終了を申し出たが、編集部からの「評判がいいですよ」の甘言ですぐに翻意してしまった。また、新たな気持ちでキーボードを叩き、内向き、下向きに推移している日本を変革すべく、発信していきます。  ドミノゲームのような小選挙区制選挙はどうも日本人には馴染まない気がする。ともあれ、安倍晋三政権には、この国がよりよい方向へ進むことを期待したいのだが、果たして来年以降の国民の暮らしを支えていくだけの知恵を出し、汗をかいてくれるのだろうか。越年となった来年度予算をどのようにやり繰りするのか、次世代の借金を膨らませるのか。本誌連載中の喜多村悦史氏のコラムではないが、新政府に対する期待を込めて、私見を述べてみたい。  昨年11月29日、国立社会保障・人口問題研究所は社会保障給...  新年明けましておめでとうございます。  この連載も昨年末で50回を超えた。区切りがいいので終了を申し出たが、編集部からの「評判がいいですよ」の甘言ですぐに翻意してしまった。また、新たな気持ちでキーボードを叩き、内向き、下向きに推移している日本を変革すべく、発信していきます。  ドミノゲームのような小選挙区制選挙はどうも日本人には馴染まない気がする。ともあれ、安倍晋三政権には、この国がよりよい方向へ進むことを期待したいのだが、果たして来年以降の国民の暮らしを支えていくだけの知恵を出し、汗をかいてくれるのだろうか。越年となった来年度予算をどのようにやり繰りするのか、次世代の借金を膨らませるのか。本誌連載中の喜多村悦史氏のコラムではないが、新政府に対する期待を込めて、私見を述べてみたい。  昨年11月29日、国立社会保障・人口問題研究所は社会保障給付費

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