医薬経済オンライン

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ラテン転々

カレロ・ルゴさんに聞く1

No.31

三山喬

2012年12月15日号

 今回インタビューに応じてくれたのは、スペイン人プロデューサー、アルベルト・カレロ・ルゴさん、在日18年。毎年、ラテン諸国の映画を紹介する「ラテンビート映画祭」を開いている。──バブル以後、日本人は暗くなる一方ですが、ラテン諸国の人は苦しくても明るい。何が違うのでしょう。「外国人だからかもしれませんが、私は日本人がそう暗くなったとは思わない。以前は二子玉川、今は代々木に住んでいますけど、近所を歩けばいろんな顔見知りに声を掛けられます。故郷のマドリードでは、そんな温もりは下町でも失われてしまった。東京のほうが感じるくらいです」「確かに90年代、来日した当時と比べると、最近の若者には希望がない。語学学習者や海外旅行者も減ってます。でも『暗さ』という点では、昔のほうが暗かった気がする。まじめに努力するけれど、暗い。今の若者は成功へのプレッシャーが少...  今回インタビューに応じてくれたのは、スペイン人プロデューサー、アルベルト・カレロ・ルゴさん、在日18年。毎年、ラテン諸国の映画を紹介する「ラテンビート映画祭」を開いている。──バブル以後、日本人は暗くなる一方ですが、ラテン諸国の人は苦しくても明るい。何が違うのでしょう。「外国人だからかもしれませんが、私は日本人がそう暗くなったとは思わない。以前は二子玉川、今は代々木に住んでいますけど、近所を歩けばいろんな顔見知りに声を掛けられます。故郷のマドリードでは、そんな温もりは下町でも失われてしまった。東京のほうが感じるくらいです」「確かに90年代、来日した当時と比べると、最近の若者には希望がない。語学学習者や海外旅行者も減ってます。でも『暗さ』という点では、昔のほうが暗かった気がする。まじめに努力するけれど、暗い。今の若者は成功へのプレッシャーが少ない

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