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製薬企業・その現状と展望

キョーリン製薬ホールディングス 戦略領域の製品力強化で成長めざす

12年度は増収増益を達成へ

2012年12月15日号

 12年度は10〜15年度の中期経営6ヵ年計画の前半3年の最後という区切りの年に当たる。当初は薬価改定の影響が6%余あるものの増収増益を計画、売上高1047億円、1.4%増、営業利益179億円、23.8%増を予想、第2四半期累計では売上高477億円、2.8%増、営業利益56億円、14.3%増を予想した。環境からすれば強気の見通しだったと言える。ところが、第2四半期累計実績はこの予想を上回るものとなった。売上高は480億円で3.4%の増収、営業利益は63億円で27.9%の増益だった。予想を売上高が3億円、営業利益が7億円上回った。中計3年目は順調な足取りをみせている。  売上高の98%を占めた医薬品事業が470億円、4.2%増と好調だったことが大きい。スキンケア製品のヘルスケア事業は9億円で▲25.3%だった。医薬品事業は新薬と後発品、一般薬で構成されており、新薬は397億円で1.5%増の微増だったが、...  12年度は10〜15年度の中期経営6ヵ年計画の前半3年の最後という区切りの年に当たる。当初は薬価改定の影響が6%余あるものの増収増益を計画、売上高1047億円、1.4%増、営業利益179億円、23.8%増を予想、第2四半期累計では売上高477億円、2.8%増、営業利益56億円、14.3%増を予想した。環境からすれば強気の見通しだったと言える。ところが、第2四半期累計実績はこの予想を上回るものとなった。売上高は480億円で3.4%の増収、営業利益は63億円で27.9%の増益だった。予想を売上高が3億円、営業利益が7億円上回った。中計3年目は順調な足取りをみせている。  売上高の98%を占めた医薬品事業が470億円、4.2%増と好調だったことが大きい。スキンケア製品のヘルスケア事業は9億円で▲25.3%だった。医薬品事業は新薬と後発品、一般薬で構成されており、新薬は397億円で1.5%増の微増だったが、後発

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