医薬経済オンライン

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住民無視の武田光工場「P3」施設

新型ワクチン製造棟、「信頼関係」で説明なし

2012年11月1日号

 昨年の9月14日、山口県庁で光市と武田薬品による協定書の調印式が行われた。武田の光工場(山口県光市)に、大規模な新型インフルエンザワクチンの製造棟を建設するためで、武田からは吉田豊次常務取締役が出席。「国内のワクチンメーカーの草分けとして、国民の健康と生命を守る社会的使命を果たしたい」と述べ、山口県の三井関成知事(当時)と光市の市川煕市長の3者で、がっちりと握手を交わした。  総工費約340億円、延べ床面積2700平方メートルの新製剤棟では、150人が勤務する予定で、地元からの定期採用が約束された。建設現場である光工場の敷地でも、1000人以上の労働者が出入りし、市内の飲食店やタクシー会社が繁盛した。光市民に恩恵をもたらした光工場の新製剤棟の建設。ただ、その一方で、住民には知らされていないことがあった。  昨年の9月14日、山口県庁で光市と武田薬品による協定書の調印式が行われた。武田の光工場(山口県光市)に、大規模な新型インフルエンザワクチンの製造棟を建設するためで、武田からは吉田豊次常務取締役が出席。「国内のワクチンメーカーの草分けとして、国民の健康と生命を守る社会的使命を果たしたい」と述べ、山口県の三井関成知事(当時)と光市の市川煕市長の3者で、がっちりと握手を交わした。  総工費約340億円、延べ床面積2700平方メートルの新製剤棟では、150人が勤務する予定で、地元からの定期採用が約束された。建設現場である光工場の敷地でも、1000人以上の労働者が出入りし、市内の飲食店やタクシー会社が繁盛した。光市民に恩恵をもたらした光工場の新製剤棟の建設。ただ、その一方で、住民には知らされていないことがあった。

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