経営学から見た医薬品
MBAコースで教える新しい薬利学
第1回
日本経済大学大学院教授 赤瀬朋秀
2012年11月1日号
通常、医学・薬学領域における“やくりがく”とは、薬理学(Pharmacology)を指し、医薬品が生体内においてどのような効果を発揮するか、生体・臓器から細胞・分子レベルまで研究し、薬物治療の基盤を確立する学問領域である。筆者は、薬学出身であり、長い間薬理学を学んできたが、経済を研究する大学院就任を機に新しい“やくりがく”、すなわち、医薬品で“利益”を出すにはどのように考えたらよいか研究する“薬利学”について研究を始めた。薬学領域の諸先生方からは「薬理学を冒涜するな」などとお叱りを受けそうだが、この機会に、医薬品が生み出す利益について、業界横断的に考えてみたい。読者諸兄のご意見、ご批判をお待ちしている。願わくば、この領域でともに研究をする共同研究者を産・学から見つけたいものである。 本論に入る前に、まずは本大学院について、ご紹介させていただきたい。
通常、医学・薬学領域における“やくりがく”とは、薬理学(Pharmacology)を指し、医薬品が生体内においてどのような効果を発揮するか、生体・臓器から細胞・分子レベルまで研究し、薬物治療の基盤を確立する学問領域である。筆者は、薬学出身であり、長い間薬理学を学んできたが、経済を研究する大学院就任を機に新しい“やくりがく”、すなわち、医薬品で“利益”を出すにはどのように考えたらよいか研究する“薬利学”について研究を始めた。薬学領域の諸先生方からは「薬理学を冒涜するな」などとお叱りを受けそうだが、この機会に、医薬品が生み出す利益について、業界横断的に考えてみたい。読者諸兄のご意見、ご批判をお待ちしている。願わくば、この領域でともに研究をする共同研究者を産・学から見つけたいものである。 本論に入る前に、まずは本大学院について、ご紹介させていただきたい。
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