医者の「勘違い」に気を揉むなら
ランマーク副作用防止にOTC薬の違和感、説明は不十分
2012年10月15日号
9月28日。朝一番に本誌に電話が入った。厚生労働省医薬食品局の俵木登美子安全対策課長からの抗議電話だった。 同日付の姉妹紙RISFAXの1面記事「安全対策で自社OTC製品を推奨 第一三共 ランマークの副作用防止に、医療現場に不信感も」に対するクレームだ。 「医師が勘違いすると大変なことになります」 詳細は後述するが、詰まるところ、俵木課長としては、安全対策上、必要な措置をとったまでで、なぜ医師に誤解を与えるような記事を書くのか、ということだった。だが、医師に誤解を与えているのは厚労省のほうだ。
9月28日。朝一番に本誌に電話が入った。厚生労働省医薬食品局の俵木登美子安全対策課長からの抗議電話だった。 同日付の姉妹紙RISFAXの1面記事「安全対策で自社OTC製品を推奨 第一三共 ランマークの副作用防止に、医療現場に不信感も」に対するクレームだ。 「医師が勘違いすると大変なことになります」 詳細は後述するが、詰まるところ、俵木課長としては、安全対策上、必要な措置をとったまでで、なぜ医師に誤解を与えるような記事を書くのか、ということだった。だが、医師に誤解を与えているのは厚労省のほうだ。
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