医薬経済オンライン

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ワクチン悲喜こもごも

自業自得で高価格に

その3 もはや詰んでる厚労省

健康政策評論家 堀米叡一

2012年10月15日号

 前回(8月15日号)、厚生労働省が、単抗原不活化ポリオワクチンの値下げを外資メーカーに要請して、にべもなく断られたことを紹介した。追い討ちをかけるように、7月末に承認された国産の4種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風のDPT3種混合ワクチンに不活化ポリオワクチンを加えたもの)も、そのメーカー希望小売価格は、欧州製ワクチンを米CDC(疾病管理予防センター)が購入している35.5ドル(1ドル80円として2840円)の倍以上となった。化学及血清療法研究所の「クアトロバック」が6500円、阪大微生物病研究会の「テトラビック」が6600円(いずれも1回接種あたり、税抜き)だ。 前もって厚労省が価格について釘を刺していたにもかかわらず、予防接種ムラの面々すら指示に従わなかった。国内企業の側にも、高く値付けせざるを得ない事情があったのだ。 といっても簡単な話だ。この4...  前回(8月15日号)、厚生労働省が、単抗原不活化ポリオワクチンの値下げを外資メーカーに要請して、にべもなく断られたことを紹介した。追い討ちをかけるように、7月末に承認された国産の4種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風のDPT3種混合ワクチンに不活化ポリオワクチンを加えたもの)も、そのメーカー希望小売価格は、欧州製ワクチンを米CDC(疾病管理予防センター)が購入している35.5ドル(1ドル80円として2840円)の倍以上となった。化学及血清療法研究所の「クアトロバック」が6500円、阪大微生物病研究会の「テトラビック」が6600円(いずれも1回接種あたり、税抜き)だ。 前もって厚労省が価格について釘を刺していたにもかかわらず、予防接種ムラの面々すら指示に従わなかった。国内企業の側にも、高く値付けせざるを得ない事情があったのだ。 といっても簡単な話だ。この4種混

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