医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

医薬経済気象台

景気が後退期に入った可能性

2012年10月15日号

 日銀は年2回の「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)を10月30日の金融政策決定会合で公表し、当面の経済見通しを明らかにする予定だ。4月のリポートでは、12年度の実質経済成長率は2.2%、物価上昇率は0.2%とし、景気は内需の堅調と海外経済の持ち直しによって、緩やかな回復の足取りをみせると予想していた。7月12日の金融政策決定会合では中間レビューが行われたが、4月の見通しは変更されなかった。しかし、10月30日に公表される見通しでは、下方修正が確実視されている。実質経済成長率は1%台後半〜2%の間で検討されている模様で、2%割れに修正されることはほぼ確実だ。物価上昇率もゼロに引き下げられると観測されている。  11年度の実質経済成長率はゼロ成長だったから、2%を割り込んでもプラスならよいではないかとする見方もあろうが、12年度経済は今年1〜3月が前期比年率5.5...  日銀は年2回の「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)を10月30日の金融政策決定会合で公表し、当面の経済見通しを明らかにする予定だ。4月のリポートでは、12年度の実質経済成長率は2.2%、物価上昇率は0.2%とし、景気は内需の堅調と海外経済の持ち直しによって、緩やかな回復の足取りをみせると予想していた。7月12日の金融政策決定会合では中間レビューが行われたが、4月の見通しは変更されなかった。しかし、10月30日に公表される見通しでは、下方修正が確実視されている。実質経済成長率は1%台後半〜2%の間で検討されている模様で、2%割れに修正されることはほぼ確実だ。物価上昇率もゼロに引き下げられると観測されている。  11年度の実質経済成長率はゼロ成長だったから、2%を割り込んでもプラスならよいではないかとする見方もあろうが、12年度経済は今年1〜3月が前期比年率5.5%

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence