医薬経済オンライン

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ニッドに因縁つけられた小林製薬

問題ない第3類のネット販売に猛攻撃

2012年10月1日号

 〝あったらいいな〟なんて軽い乗りで、小林製薬が9月から始めたのが第3類医薬品のネット販売だ。同社が93年から始めた通信販売で、「通信販売会員からの要望に応え」てサプリメント(栄養補助食品)、化粧品、育毛液に続く商品として、第3類医薬品4品目をネット販売に加えたものである。 ところが、待ってましたとばかりに噛みついたのがドラッグストアの共同仕入れ機構、ボランタリーチェーンのひとつである日本ドラッグチェーン会(ニッド)だった。「ネット販売が医薬品の安全性から問題になっている折に、製薬会社が一般用医薬品をネット販売するとは何事か」とばかり、質問状を送りつけたのである。 この事態に驚いたのが、小林製薬だ。「店舗で売られている医薬品とは重複しない、通信販売独自の品目」と説明しようとしたが、ニッド側は拒否。「ほかのボランタリーチェーンは問題にもしていな...  〝あったらいいな〟なんて軽い乗りで、小林製薬が9月から始めたのが第3類医薬品のネット販売だ。同社が93年から始めた通信販売で、「通信販売会員からの要望に応え」てサプリメント(栄養補助食品)、化粧品、育毛液に続く商品として、第3類医薬品4品目をネット販売に加えたものである。 ところが、待ってましたとばかりに噛みついたのがドラッグストアの共同仕入れ機構、ボランタリーチェーンのひとつである日本ドラッグチェーン会(ニッド)だった。「ネット販売が医薬品の安全性から問題になっている折に、製薬会社が一般用医薬品をネット販売するとは何事か」とばかり、質問状を送りつけたのである。 この事態に驚いたのが、小林製薬だ。「店舗で売られている医薬品とは重複しない、通信販売独自の品目」と説明しようとしたが、ニッド側は拒否。「ほかのボランタリーチェーンは問題にもしていない

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