医薬経済オンライン

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名づけて「省内秩序正常化人事」

日医が肝を冷やすあの新局長

2012年9月15日号

「あんな人事は考えられない」(厚生労働省現役幹部) 「気の毒としか言いようがない」(元厚労省課長)  10日付の厚労省幹部人事では、文書偽造事件で逮捕された後、無罪が確定した村木厚子内閣府政策統括官(共生社会政策担当)を、生活保護などを担当する社会・援護局長に抜擢したことが、一番世間の注目を集めた。  その裏で“泣いた”のが、山崎史郎氏だ。山崎氏は介護保険創設に関わり「ミスター介護保険」の異名を持つ。老健局総務課長などを経て、08年から内閣府政策統括官(経済財政運営担当)を経験。菅直人首相(当時)に厚労省出身で初めて首相秘書官に引き抜かれた。その後、11年9月、社会・援護局長として厚労省復帰を果たすが、わずか1年で村木氏に代わり再び内閣府に出向くことになった。  村木氏が脚光を浴びるなか、山崎氏には冒頭のような同情論が集まる。そもそも官僚の世界で、A... 「あんな人事は考えられない」(厚生労働省現役幹部) 「気の毒としか言いようがない」(元厚労省課長)  10日付の厚労省幹部人事では、文書偽造事件で逮捕された後、無罪が確定した村木厚子内閣府政策統括官(共生社会政策担当)を、生活保護などを担当する社会・援護局長に抜擢したことが、一番世間の注目を集めた。  その裏で“泣いた”のが、山崎史郎氏だ。山崎氏は介護保険創設に関わり「ミスター介護保険」の異名を持つ。老健局総務課長などを経て、08年から内閣府政策統括官(経済財政運営担当)を経験。菅直人首相(当時)に厚労省出身で初めて首相秘書官に引き抜かれた。その後、11年9月、社会・援護局長として厚労省復帰を果たすが、わずか1年で村木氏に代わり再び内閣府に出向くことになった。  村木氏が脚光を浴びるなか、山崎氏には冒頭のような同情論が集まる。そもそも官僚の世界で、Aの

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