医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

審査建言

重要性が高まった患者の役割

医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団理事長 土井脩

2012年9月15日号

 薬事分野で日本が欧米に比べて対応が大きく遅れているものは多い。なかでも、医薬品の開発から審査、市販後の安全対策などにおける患者の参加が、日本では決定的に対応が遅れている。  日本では、患者と言えば抗がん剤の承認を求めるがん患者か、補償を求める薬害被害者を思い浮かべる程度だ。企業にとっても、行政にとっても、できることならあまり深入りしたくないというのが本音ではないだろうか。  薬事分野で日本が欧米に比べて対応が大きく遅れているものは多い。なかでも、医薬品の開発から審査、市販後の安全対策などにおける患者の参加が、日本では決定的に対応が遅れている。  日本では、患者と言えば抗がん剤の承認を求めるがん患者か、補償を求める薬害被害者を思い浮かべる程度だ。企業にとっても、行政にとっても、できることならあまり深入りしたくないというのが本音ではないだろうか。

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence