OUTLOOK・欧米のMR事情
日本の医薬品市場は再成長路線へ
第268回
デルファイ・マネジメント・コンサルタント(DMC)社 植田南人
2012年9月1日号
日本の医薬品市場を海外の企業や専門家はどうみているのだろうか。バイオファーマ・インターナショナル誌8月号にジェーン・ウオン氏がこのテーマで小論を投稿したのでその内容を検証しよう。 実際、海外企業は日本の医薬品市場が再度活況を呈してきたと見ている。日本企業は海外での活動を活発化し、実績を上げつつあるし、海外企業は政府の施策変更などから日本市場にさらなる投資をするチャンスが来たと、熱い視線を送るようになってきている。 外国資本が投資活動を活発化させている例として、今年3月にファイザー日本法人が希少疾病事業統括部を新たに設けたことがあるが、これは希少疾患治療のグローバルリーダーになろうという目的があるとする。中国の北京ゲノム研究所(BGI)も11年に神戸に日本法人を設立している。ほかにもそのような動きが多い。 IMSジャパンのアラン・トーマス氏...
日本の医薬品市場を海外の企業や専門家はどうみているのだろうか。バイオファーマ・インターナショナル誌8月号にジェーン・ウオン氏がこのテーマで小論を投稿したのでその内容を検証しよう。 実際、海外企業は日本の医薬品市場が再度活況を呈してきたと見ている。日本企業は海外での活動を活発化し、実績を上げつつあるし、海外企業は政府の施策変更などから日本市場にさらなる投資をするチャンスが来たと、熱い視線を送るようになってきている。 外国資本が投資活動を活発化させている例として、今年3月にファイザー日本法人が希少疾病事業統括部を新たに設けたことがあるが、これは希少疾患治療のグローバルリーダーになろうという目的があるとする。中国の北京ゲノム研究所(BGI)も11年に神戸に日本法人を設立している。ほかにもそのような動きが多い。 IMSジャパンのアラン・トーマス氏は「
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