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眺望 医薬街道

先進医療の保険適用にメリハリを

近藤正觀

2012年9月1日号

 厚生労働省は7月31日、医政局・医薬食品局・保険局の3局長の連名で「厚生労働大臣の定める先進医療及び施設基準の制定に伴う実施上の留意事項及び先進医療に係わる届出等の取扱について」の通知を出した。先進医療専門家会議と高度医療評価会議の2つの検討会を一体化して効率化し、新たに「先進医療会議」として10月1日からスタートする。 2つの検討会の違いは、先進医療専門家会議は「薬事法上の未承認又は適応外使用である医薬品又は医療機器の“使用を伴わない技術”」の評価担当で、高度医療は「薬事法上の未承認又は適応外使用である医薬品又は医療機器の“使用を伴う技術”」の評価か否か、だった。先進医療は技術の届出が必要で、同時に施設基準が定められており、申請が受理され施設基準をクリアすると先進医療を実施できるというものだ。12年8月1日現在で65種類、590件ある。 この先進医療で(1...  厚生労働省は7月31日、医政局・医薬食品局・保険局の3局長の連名で「厚生労働大臣の定める先進医療及び施設基準の制定に伴う実施上の留意事項及び先進医療に係わる届出等の取扱について」の通知を出した。先進医療専門家会議と高度医療評価会議の2つの検討会を一体化して効率化し、新たに「先進医療会議」として10月1日からスタートする。 2つの検討会の違いは、先進医療専門家会議は「薬事法上の未承認又は適応外使用である医薬品又は医療機器の“使用を伴わない技術”」の評価担当で、高度医療は「薬事法上の未承認又は適応外使用である医薬品又は医療機器の“使用を伴う技術”」の評価か否か、だった。先進医療は技術の届出が必要で、同時に施設基準が定められており、申請が受理され施設基準をクリアすると先進医療を実施できるというものだ。12年8月1日現在で65種類、590件ある。 この先進医療で(10月

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