医薬経済オンライン

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正念場を迎えた「SCM」構築

多段階流通のカギ握る卸の業際型連携

第12回

2012年8月15日号

 先頃、東京都大田区のTRC東京流通センターで、OTC薬卸の大木が「12年秋冬用カテゴリー提案商談会」を開催した(写真)。ドラッグストア業界に太いパイプを持つ卸だけあって、会場にはOTC薬、健康食品、化粧品、介護用品、日用雑貨など、135社がブースを連ね、2日間で1000人あまりのドラッグストア関係者にサンプルやチラシを配布していた。  今回のテーマは「すべての世代にココロとカラダのセルフメディケーション(自己健康管理)」というもの。新製品コーナーの奥に設けられた総合提案コーナーでは、従来の52週MD(商品政策)に代わって、世代ごとの悩みを解消するためのテーマを取り上げ、大木が集めてきた商品で新たな棚割りを提案していた。 商品展示会の最終日に行われた記者会見で、古稀を迎えたばかりの松井秀夫会長兼社長は少子高齢化時代の消費財市場の動向を読み解き、縮小...  先頃、東京都大田区のTRC東京流通センターで、OTC薬卸の大木が「12年秋冬用カテゴリー提案商談会」を開催した(写真)。ドラッグストア業界に太いパイプを持つ卸だけあって、会場にはOTC薬、健康食品、化粧品、介護用品、日用雑貨など、135社がブースを連ね、2日間で1000人あまりのドラッグストア関係者にサンプルやチラシを配布していた。  今回のテーマは「すべての世代にココロとカラダのセルフメディケーション(自己健康管理)」というもの。新製品コーナーの奥に設けられた総合提案コーナーでは、従来の52週MD(商品政策)に代わって、世代ごとの悩みを解消するためのテーマを取り上げ、大木が集めてきた商品で新たな棚割りを提案していた。 商品展示会の最終日に行われた記者会見で、古稀を迎えたばかりの松井秀夫会長兼社長は少子高齢化時代の消費財市場の動向を読み解き、縮小する

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