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MR活動実態調査レポート

12年上期はフェブリクが「3冠」

新時代のMR活動実態調査・SMAXデータ分析81

エスマックス株式会社 株式会社グッドサイクルシステム 医薬情報戦略室 医療ビジネスコンサルタント 谷津田義久

2012年8月15日号

 今回は、12年1〜6月のMR活動を総括してみた。表1にある企業別ディテール(D)数ランキングでは、総合でアステラス製薬が堂々の1位、わずか1%差で第一三共が続く。3位は武田薬品、4位はファイザーとなった。D数上位を常にキープしていたファイザーはノルバスク、リピトールといった特許切れ品やエスタブリッシュ事業部の創設がD数に影響していると考えられる。 大手では第一三共、ファイザー、田辺三菱製薬が後発品事業にも力を入れ、別会社、別組織にて活動を強化しているが、アステラスや武田は新薬中心の布陣で戦っている。100床以上の病院でのD数順位は第一三共がトップでアステラスが2位、3位武田、4位ファイザー。100床以下(GP)では武田がトップに君臨し、2位アステラス、3位にMSDが食い込み、第一三共は5位だった。病院市場は第一三共、GP市場は武田というポジションニングが明...  今回は、12年1〜6月のMR活動を総括してみた。表1にある企業別ディテール(D)数ランキングでは、総合でアステラス製薬が堂々の1位、わずか1%差で第一三共が続く。3位は武田薬品、4位はファイザーとなった。D数上位を常にキープしていたファイザーはノルバスク、リピトールといった特許切れ品やエスタブリッシュ事業部の創設がD数に影響していると考えられる。 大手では第一三共、ファイザー、田辺三菱製薬が後発品事業にも力を入れ、別会社、別組織にて活動を強化しているが、アステラスや武田は新薬中心の布陣で戦っている。100床以上の病院でのD数順位は第一三共がトップでアステラスが2位、3位武田、4位ファイザー。100床以下(GP)では武田がトップに君臨し、2位アステラス、3位にMSDが食い込み、第一三共は5位だった。病院市場は第一三共、GP市場は武田というポジションニングが明確

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