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話題の焦点

「服薬前に適合度を診断」

2012年8月1日号

 医師が診察を済ませ、ひとまず処方する薬は、「たぶん効いてくれるであろう」と、あくまでも一般的推測で様子をみるもの。 マイナーな疾患、あるいはマイルドな薬剤ですむうちはともかく、アクの強いがん治療となると、悠然と構えているわけにはいかない。「ちっとも効いてくれない」とか「酷い副作用に悩まされる」なんて話をよく聞く。その都度「では別の薬を」では患者の不安・不満は募るばかり。 そんななか、この解決策の手立てが。新しく使用しようとする薬が、果たして自分の体に合っているかどうか、有効性・安全性の度合いを事前に予測できる手段が開発されたのだ。 題して「コンパニオン診断薬」と称され、治療薬とセットで使われるのでこう呼ばれる。 すでに国内でいくつか承認になっているが、どこの病院でも手軽に活用できる段階には至っていない。だが、治療薬と診断薬を同時に開発...  医師が診察を済ませ、ひとまず処方する薬は、「たぶん効いてくれるであろう」と、あくまでも一般的推測で様子をみるもの。 マイナーな疾患、あるいはマイルドな薬剤ですむうちはともかく、アクの強いがん治療となると、悠然と構えているわけにはいかない。「ちっとも効いてくれない」とか「酷い副作用に悩まされる」なんて話をよく聞く。その都度「では別の薬を」では患者の不安・不満は募るばかり。 そんななか、この解決策の手立てが。新しく使用しようとする薬が、果たして自分の体に合っているかどうか、有効性・安全性の度合いを事前に予測できる手段が開発されたのだ。 題して「コンパニオン診断薬」と称され、治療薬とセットで使われるのでこう呼ばれる。 すでに国内でいくつか承認になっているが、どこの病院でも手軽に活用できる段階には至っていない。だが、治療薬と診断薬を同時に開発する

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