医薬経済オンライン

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正念場を迎えた「SCM」構築

次世代EDIで全体最適めざすPaltac

第11回

2012年8月1日号

 消費の多様化に伴って、消費者起点のMD(商品政策)が欠かせなくなってきた。少子高齢化で国内市場が尻すぼみになってくると、新たな需要を創造するために、取引先との連携強化が流通業の最優先課題になりつつある。 SM(食品スーパー)業界を束ねる流通4団体が、VAN(付加価値通信網)運営会社のSCSKに委託して開発した「スーパーマーケットEDI(企業間電子データ交換)クラウドサービス」(スマクラ)の普及拡大に力を入れるのは、急速な高齢化の進展で消費市場が大きく変わってきたためだ。 戦後の流通革命が声高に叫ばれた時代には、バイイングパワーが事業拡大の原動力と見なされていた。だが、バブル崩壊後のデフレスパイラルで「何でもあるけど、欲しいものがない」と言われる時代になると、需要創造型のマーケティングやMDが欠かせないと製配販3層が気づき、単なる取引では...  消費の多様化に伴って、消費者起点のMD(商品政策)が欠かせなくなってきた。少子高齢化で国内市場が尻すぼみになってくると、新たな需要を創造するために、取引先との連携強化が流通業の最優先課題になりつつある。 SM(食品スーパー)業界を束ねる流通4団体が、VAN(付加価値通信網)運営会社のSCSKに委託して開発した「スーパーマーケットEDI(企業間電子データ交換)クラウドサービス」(スマクラ)の普及拡大に力を入れるのは、急速な高齢化の進展で消費市場が大きく変わってきたためだ。 戦後の流通革命が声高に叫ばれた時代には、バイイングパワーが事業拡大の原動力と見なされていた。だが、バブル崩壊後のデフレスパイラルで「何でもあるけど、欲しいものがない」と言われる時代になると、需要創造型のマーケティングやMDが欠かせないと製配販3層が気づき、単なる取引ではなく

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