時流遡航
原子力発電所問題の根底を探る
第9回
ジャーナリスト 本田成親
2012年8月1日号
賛否両論が渦巻くなかで大飯原発3、4号機が再稼働し、236万KWの電力を供給し始めた。かつて同原発に関する詳細な探訪記を書き、そのとき以来、地元の原発維持派と廃止派それぞれの代表的人物とも交流を持ってきた身としては、一筋縄ではいかない双方の事情がわかるだけに胸中複雑なことこのうえない。一個の人間としては共々に立派な見識をお持ちで、人々に対する思いやりも深い時岡忍大飯町長や中嶌哲演明通寺住職などの姿を各種メディアで目にするにつけても、やり場のない思いがひたすら募るばかりである。
賛否両論が渦巻くなかで大飯原発3、4号機が再稼働し、236万KWの電力を供給し始めた。かつて同原発に関する詳細な探訪記を書き、そのとき以来、地元の原発維持派と廃止派それぞれの代表的人物とも交流を持ってきた身としては、一筋縄ではいかない双方の事情がわかるだけに胸中複雑なことこのうえない。一個の人間としては共々に立派な見識をお持ちで、人々に対する思いやりも深い時岡忍大飯町長や中嶌哲演明通寺住職などの姿を各種メディアで目にするにつけても、やり場のない思いがひたすら募るばかりである。
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